東京都立大学教授で社会学者の「宮台真司」さんが、2022年11月29日16時半頃、教授を務める八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス構内で男に後頭部を殴られた上に、刃物のような物で首を数ヶ所切られ重傷を負った事件がありました。
その公開情報に写っていた男が2023年1月30日になって浮上したようですが、既に自殺から一か月半が経過していたことが分かったようです。
容疑者とみられる男の母親は、公開捜査が始まると同時に息子が意気消沈して食欲もなくなった、と話しており、捜査網が狭まったことを自覚し、悲観して自殺したようです。
近所に住む女性によると
「男は水道工事業を営む父親と介護関係に就いていた母親と3人暮らしで、数年前からは実家と、すぐ近くに両親が購入した別宅とを頻繁に行き来していたが、仕事もせずに引きこもりがちだったそうです」
と話してくれたそうです。
手配されていた男(41歳)無職は、これまで「引きこもり」で、親に国民年金を払ってもらい、別邸も買い与えられていたそうです。今回、自殺し発見された場所は、この別邸だったそうです。
以前から私はブログで、引きこもりの件をよく投稿しています。この家族も、これまで引きこもっていた息子に対して、何の手立てもせず。いや、していたのかもしれませんが、今回、最悪な結末になってしまいました。
国内では、たくさんの引きこもりがいるようです。家族だけでは、中々対応出来ないことが多い現実です。そのため、ご近所の方が地域の民生委員さんなどを通じ、行政を動かし支援することが大事だと思います。
引きこもりの方が少しでも社会参加できるようになれば、このような悲惨な事件を少しでも食い止めることが出来たのではないでしょうか。
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