ここ数十年、パチンコへ行ったことがありません。
時代が変わり、若者の遊びも今ではスマホに代わってしまったようで、全国的にパチンコ屋さんの倒産や閉店が増えているようです。
何か、一抹のさみしさもあります。
思い返せば、私の父親は大のパチンコ好きで、会社の休み、会社から帰って来ては毎日行っていたと思います。そのような環境ですから、私も良く連れて行ってもらいました。覚えているのは、保育園の年長から小学校低学年の頃です。
当時は私のような子どもでも、落ちている玉を拾ってはパチンコが打てる時代で、今で言えばゲームセンターのような感覚でした。当然、子どもの私でも大当たりし、たくさんの出玉があり、帰りには必ずお金に換金し、残りはチョコレートを持って帰りました。45年以上前の話で、多い時は5,000円から10,000円くらい稼いだ覚えがあります。
今では考えられないようなパチンコでしたが、私のような子どもが、打つことができ、かつお金を稼ぐことができた良き時代でした。
現在は、色々と厳しくなり、子どもがパチンコを打っている光景を見ることは、考えられないでしょう。昔は、当たり前の光景で、働いているスタッフのお兄さんやお姉さんが、よく遊んでくれた私にはオアシスのような場所でした。
その遊んでいた場所が無くなってきている状況よりも、もしかしたら昔のような寛容ではなく、ガチガチの厳しい時代になってしまったことの方がもっとさみしいのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿