2023年7月7日金曜日

夫22歳大学生、妻42歳社会人の「授かり婚夫婦」

 日本国内では、結婚しない人、晩婚の人、また少子化等々、将来を見据えると様々な問題を抱えていますが、今までとは違う結婚観で入籍した人もいるようです。

 夫22歳大学生で2023年3月に卒業、院試に合格すれば大学院に進む予定で、初婚。

妻42歳社会人歴22年以上、転職経験を何度も経験し、今の仕事はもうすぐ丸3年が経ち、決して多くない年収の初婚。

 2021年秋に出会い系サイトで知り合い、授かり婚をしたケースで、当初から

「子どもが出来たらいいね」

と話し合いをしたいたそうです。そのため、歳の差や夫の学生結婚に対するハードルは当人同士はほぼ感じなかったようです。

 結婚後、奥さん(42歳)と旦那さん(22歳)は東北地方の3LDKのマンションで暮らしているそうです。マンションは奥さんの母親が所有している物件のため、管理費の支払いのみだそうです。福祉関係の仕事をしている奥さんの年収は300万円弱なので、大いに助かっているそうで、旦那さんの学費は両親が支払ってくれているようです。ご夫婦の両親が健在で、それぞれの援助があるためレアなケースかもしれません。

 2人が一緒になれたのは「性的嗜好が一致」した上に、会話の深さ、経済的価値観、部屋を散らかすレベルなどに大きくズレが生じていないと判断したからだそうです。

実際、結婚後の家事の大半は旦那さんが担っているそうです。大学院の学費免除や奨学金制度の活用を検討しているが、その先のことまで心配したりはしていないようで、二人とも「ポジティブ」な性格だそうです。

 親子ほど年齢の離れた2人ですが、子どもが20歳になる時は、奥さんが62歳、旦那さんは42歳となります。今後、どのような将来が待っているかは分からないでしょう。統計では格差婚は特に離婚率が高いようです。このケースですと将来ヤングケアラーのケースになりがちですが、何があっても「ポジティブ」な2人であれば、乗り切っていくことでしょう。

 男性は(私も)、若ければ若いほど年上のお姉さんに憧れる時期があります。しかし、歳を重ねて今、冷静に考えれば「若い子が良い」と思います。

この2人が将来に渡って、子どものためにも仲良く過ごしてほしいと願うしかありません。


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