このところ、毎日のように「危険な暑さだ」と言われているので、外での仕事は憂鬱になります。ファン付きベストを着ていても熱風なので効果があるような、ないような……。
さて、強烈な暑さが続く米アリゾナ州マリコパ郡では、重い火傷を負って緊急搬送される患者が急増しているようです。ここ3~4週間は記録的な熱波に見舞われ、道路で転んだだけでやけどを負う人が続出しているからだそうです。
熱傷病棟がある病院では、45床が満床になり、そのうちの三分の一は地面に転んで火傷を負った患者が占めているそうで、集中治療室(ICU)にもやけど患者が入院しており、およそ半分は転んでやけどをした患者だそうです。
アリゾナ州では例年を超す暑さが続いており、専門家によると、地面に皮膚が触れれば危険な状態に至るそうです。特にアスファルトは太陽の熱を吸収して熱せられ、日没後も熱がこもった状態が続くそうです。
ちなみに夏の晴れて暑い日や夏の午後は、アスファルトやコンクリート上の温度が82℃を超えることもあり、ほんの一瞬触れただけでも重い火傷を負いかねないそうです。舗装道路に10~20分間接触すれば「皮膚が完全に破壊」され、皮膚の深度まで達し3度の火傷を負うこともあるそうです。
日本国内では、危険な暑さと言われていても、流石に転倒して火傷をしたという話はまだ聞きません。いずれ日本も、アリゾナ州のように転倒して火傷を負うような45℃を超えるような夏がやってくるのでしょう。
最後になりますが、毎日、危険な暑さと言われています。私は例年、夏場はエアコンのガンガン効いた部屋で寝ていましたが、今年はまだ寝ていません。また、熱帯夜の経験もなく、早朝寒くなってしまい掛け布団に入り込んで寝ている状況を考えると、日中の危険な暑さと朝方の寒さのギャップには不思議でなりません。
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