実は、自分が弱っていることを感じ、身を休めることのできる安全な場所に避難する、敵などに襲われないように静かな場所に移動する習性が「姿を消す」に繋がっているようです。
決していなくなっているわけではないようです。
また「姿を消す」とは別に、死期が近付いた猫は飼い主にピッタリくっつくケースもあるそうです。最期に思い切り大好きな飼い主さんに甘えたいと考え、今まで一緒に暮らしてきた信頼できる飼い主さんこそ安全で、弱っている自分を守ってもらおうという行動に繋がるようです。
昔は元気に走り回っていた猫なのに、寝ている時間が長くなるのも死期が近いと言えるようです。
また、体力が低下し移動も困難になってくるとトイレまで行けず、失禁してしまうことが増えていくことも死期が近いと言われています。
最後に、そもそも猫は自分の死をどれだけ理解しているかという疑問に対して、動物行動学的には、猫は自分の死を理解していないと言われているそうです。人間のように死を認識し、怯えることがないようなので、大切な猫が亡くなるうえでは救いかもしれません。
大事に育てた猫が最後に怯えて亡くなっていく姿は、辛くて見ていられませんからね。
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