2023年9月12日火曜日

若者の「ガン罹患率」が急増中

 今、G20などの先進国を中心として、若年層における早期ガン罹患率が飛躍的に上昇しているそうです。

 英『フィナンシャル・タイムズ』誌が報じた内容によれば、20~30歳のガン罹患率は、ここ30年で最高レベルにあるとのこと。また、対称的に75歳以上の高齢グループは2005年時のピークから減少傾向にあるそうです。

 働き盛りで健康であるはずのミレニアム世代(26~42歳)は、何故ここ数年でガンに対して著しく脆弱になってしまったのかを科学者たちは発見したそうです。

①超加工食品の摂取

 菓子パンや飲料水、ソーセージなどの超加工食品の摂取により、食事に含まれる超加工食品の量が10%増えるごとに発がん性リスクが2%上昇する。

②マイクロバイオームの変化

 マイクロバイオームとは私たちの腸内に生息する約100兆個の微生物のことを言います。健康全般において重要な役割を果たし、超加工食品の摂取を続けると最も増加している消化器系(結腸直腸、食道、胃など)のガンに罹患しやすい。

③生活習慣の乱れ

 1950年以降に起こった様々な外的要因で、座りっぱなしの生活や睡眠パターンの変化、ブルーライトの増加など。挙げればきりがありませんが、現代人の乱れたライフスタイルは、たとえ楽であっても無意識のうちに身体を蝕んでいくようです。


 現在は、科学の進歩により抗がん剤も効果の良い物が開発され、寛解できるようになりました。しかし、この効果の高くなった抗がん剤のおかげで、ガンから生き残った人は心血管疾患や二次ガンなどの長期疾患に掛かるリスクが高くなってしまうそうです。

 現代社会を生きる私たちは、できる限りストレスを溜めず、超加工食品の摂取を控え、毎日を楽しく有意義に生活する日常にチェンジする時代に突入したのかもしれません。

今の生活を見つめ直し、ストレスのない1日が過ごせるように生活を見直しませんか。


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