会社を経営していると経営状態が上向いている時は問題ありませんが、経営状況が悪くなると藁に縋る思いで経営コンサルなどを頼ることがあります。私の周りにも毎月高額な顧問料を支払い指導してもらってる企業があります。
そんな経営コンサル会社の倒産(2023年1月~10月まで)が過去最多の116件に達したそうです。企業の倒産防止のために経営指導をしてくれている経営コンサル会社が倒産と聞くと、驚きと「自分の社会を倒産させるような会社が他社の会社を指導するなよ」とも言いたくもなります。
私の経験上、経理が分からない経営者でも日々勉強し、決算書とにらめっこしていることで何をすれば利益が向上するかが分かるようになると思うし、もし分からないとすれば勉強していないか、勉強し努力しても分からないのであれば、経営者失格だと思うので、早期に会社を畳むことをおすすめします。
今回、経営のプロである経営コンサル会社が過去最多の倒産をしたということは、コンサル会社に指導を受けずに会社を倒産せず経営できている事実に自信をもって頂いても良いのではないでしょうか。
また、現在、コンサル会社に指導を受けている会社がありましたら一度コンサル会社から離れて自分で勉強するやり方もありだと思います。
何故ならば、自分で勉強することで月々高額な顧問料も必要ないし、もしかしたら今まで以上に売上があがり利益率が向上するかもしれません。私の経験上、コンサル会社に顧問として指導してもらっている企業の経営者さんは「心の安心」だけを得ているのではないかと思います。
経営コンサル会社も倒産しますよ。「心の安心」は経営者の日々の努力の積み重ねから得られるものです。
最後になりますが、知床遊覧船沈没事故発生会社及び大手中古車販売店の保険金不正請求会社は偶然にも同じ大手コンサル会社が顧問になって指導していました。
果たして偶然でしょうか?
よく考え、検討しコンサル会社と契約しましょう。
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