水谷豊といえば「相棒」の杉下右京さんが有名だと思われますが、私は「熱中時代」で若葉台小学校の北野広大先生を思い浮かべます。
私が「熱中時代」の北野広大先生に憧れ、一時期、将来の夢は小学校の先生になりたいと思ったくらい感動したドラマの一つです。
「熱中時代」は日本テレビで第一シリーズが1978年10月6日から1979年3月30日まで放映されていました。オープニング曲は「ぼくの先生はフィーバー」という曲で、今でも歌えるくらい口ずさむことが出来る印象の強いドラマでした。
北野広大先生は子ども達のヒーローで、少年の私にすればカッコよく、皆から慕われている先生でした。当然ながら将来の夢を「先生」になりたい、と思わせるくらいのドラマでした。多分、このドラマを見ていた沢山の少年・少女達が先生になられたことでしょう。
ドラマの中にいた、ヒーローである北野広大先生の印象が強すぎたのでしょう。私が通学していた小学校には北野広大先生のような熱中先生が居る訳でもなく、私の勉強したい気持ちをへし折るような先生しかいませんでした。「小学校の先生になりたい」という夢を一瞬で諦めたことを、昨日のように覚えています。
よく考えてみるとドラマの中には、北野広大先生のような熱中先生もいれば、そつなく仕事を仕事をこなすだけの先生が居ました。実際の学校のようなキャスティングも上手に出来ていたドラマでした。
今、YouTubeで「熱中時代」を最初から無料で視聴できますので、少年・少女時代に見ていた方にオススメです。
45年以上前のドラマですが、昨日のことのように思い出されるのは不思議です。
もしかしたら、心はまだ少年なのでしょうか……?
「ぼくの先生はフィーバー……♪」(『ぼくの先生はフィーバー』作詞:橋本淳 作曲:平尾昌晃 編曲:若草恵)
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