2024年2月6日午前7時過ぎに、北海道羅臼(らうす)町の観光船運航会社から役場に
「シャチが流氷に囲まれて動けない」
と連絡があったそうです。動画を観ると流氷が多くなってきて、シャチが顔を出して呼吸できるところが非常に少ない状態だったので心配になりました。
さて、シャチやイルカは哺乳類なので、私たちと同じ肺呼吸をしています。そのため、定期的に水面に出て呼吸をしなければならず、人間のように何時間も睡眠をとることすらできません。
そこで、シャチやイルカは特殊な睡眠方法『半球睡眠』を身に着けているそうです。
特にイルカは左右の大脳半球を交互に眠らせることで、起きている片方の半球で活動を続けながら睡眠が取れるそうです。
イルカの場合は、半球睡眠を行っている間は、泳ぎながら目を片方ずつ閉じている様子が見受けられます。右目を閉じている時は左脳を、左目を閉じている時は右脳を眠らせているそうです。一度の半球睡眠の単位時間は数秒で、それを積み重ねて一日の睡眠時間を確保しているそうです。
1日の合計睡眠時間は諸説あり、3,4時間あるいは7時間とも言われているそうです。
この睡眠方法により、シャチやイルカは「泳ぎながら眠る」ことができ、呼吸が苦しくなったら水面に出て呼吸をするのです。
今回の羅臼町のシャチはいなくなったようですが、もし流氷に閉ざされて水面に出て呼吸することができなければ死んでしまいます。
シャチが流氷に閉ざされて発見されるのも、また流氷からいなくなってしまうのも心配です。
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