このところ、赤ちゃんの遺体を遺棄する事件をよく耳にします。
今回、自宅の押し入れに赤ちゃんの遺体を遺棄したとして、香川県警高松北署は高松市の風俗店従業員を死体遺棄の疑いで逮捕したと発表しました。
「亡くなった赤ちゃんを押し入れに隠したことは間違いない」
と容疑を認めているようです。
容疑者は、昨年6月下旬頃、自宅アパートの押し入れに赤ちゃんの遺体を遺棄したそうです。遺体はタオルに包まれ、ポリ袋に入れた状態だったそうです。また、署によると押し入れからは他にも別々のポリ袋に入れられた赤ちゃんの遺体2体が見つかったそうです。いずれも腐敗が進み、一部白骨化している部分もあるようで
「3人とも自分で生みました」
と自供しているようです。
このような行為(事件)は明るみにならないものが、日本中たくさんあるのでは、と思います。今回、容疑者は法律に沿って処罰されていくのですが、それでは、赤ちゃんの遺体遺棄事件はなくなりません。この世知辛い世の中を、何故、風俗という社会の影の部分の問題を、国が認めて改善していこうとしないのかが不思議でなりません。
風俗業を営むには警察へ届出をして、風営法を遵守し運営されているはずです。本来であれば風俗嬢も従業員として、日々の健康診断や妊娠しないような取り組みをしていかなければならないでしょう。
しかし、風俗嬢は従業員として扱われず請負での要素が強く、風営法上「本番なしが建前で、妊娠しないのが前提」となっていて、強引な解釈をする法律であり、中にルールを守らない客もいることで妊娠に至り、悲惨な結果も生まれるのでしょう。
日本も女性が風俗嬢として働いていかなければならない状況を踏まえ、戦前まで合法だったように、今後性風俗産業を合法化し、風俗嬢を勤労者と認め、身体のケアまですることがこの「赤ちゃん遺体遺棄事件」の防止に繋がるのでしょう。
残念ですが、社会が好景気になったとしても性風俗はなくなりません。法制化し、女性の地位を高め守ることも国のなすべき課題ではないかと思います。
合法化することで、税収も増え、少子化防止と悲惨な事件防止の一助になるのではないでしょうか。
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