「あなたにもチェルシーをあげたい」
というフレーズを言っていたことを今でも覚えています。そして何と言っても子どもの頃、お兄さんやお姉さんから一つ二つ貰うだけで嬉しくなってしまう味わったことのない不思議な飴でした。
その当時は、私にすれば高級な飴で早く自分で買えるようになりたいと思った商品の一つです。
さて、チェルシーですがイギリス北部スコットランドに古くから伝わるキャンディーをイメージして1971年に発売されました。それが2024年3月で終売になることが製造元の明治製菓より発表されました。
明治は
「発売以降、長年ご愛顧いただきありがとうございます。また、チェルシーのファンの皆様には終売となり大変申し訳ございませんが、今後も新たな価値ある商品を提供していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします」
と伝えられたそうです。
理由は発表されていませんが、時代の流れで収益の上げられない商品になったのでしょう。
一つの時代が終わってしまったような寂しい気持ちになってしまいましたが、今、少子高齢化の中で、世の中には新しい製品がたくさん開発されています。当然、良い製品でも収益が挙げられなくなれば終売になるのが経済のルールです。
今後、ますます私たちの時代と共に生きてきた、たくさんの商品がなくなっていくのでしょう。
これも全て受け入れなくてはならないですね。何とも寂しい世の中です。
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