国民の生命財産を守る消防士は、24時間体制で勤務しハードな職業だからこそ平均年収は高くて当然でしょう。
実は、厚生労働省が運営する職業情報サイトによると、消防士の平均年収は311万7000円となっているそうです。月収に換算すると、25万9750円になり、年齢別の平均年収でみると、50~54歳が400万9700円と最も高い結果でした。
一方、平均労働時間は166時間で、月収を時給に換算すると、約1565円になります。全国の最低賃金は平均1004円のため、時給から考えても給料が高いとは言えません。
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、20代の平均年収は331万、30代の平均年収は443万5000円でした。20代の年収で比較すると、消防士の平均年収と大きな差があるようには見られません。
消防士は、国民の生命財産を守るために命を懸けている職業ですが、私達の考えているほど年収が高くないことが分かりました。当然のことながら現場消防士とスタッフとの平均値になっている可能性も高いので、一概に比較はできませんが、命がけで働いている対価としてはかなり低いでしょう。
消防士の年収を上げるために、自治相大臣から直接声を上げるべきではないでしょうか。このまま低年収であれば、消防士の希望者も居なくなるでしょう。
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