2024年5月15日水曜日

やはり、まだ早かったのか

 以前、ブログにおいてアメリカで世界初の遺伝子を改造したブタの腎臓の移植手術を受けた方の内容を書きました。

 その方が、2024年5月11日に死亡したことが発表されました。病院では家族に対して

「移植が原因で亡くなったとは見られない」

と伝え、発表に至ったそうです。

 アメリカでは4月に54歳の女性が同様の移植手術を受けているようです。

 現在、アメリカ国内では臓器移植を待つ患者は、10万人を超えているそうです。毎年、数千人以上移植を受けられずに死亡しているようで、動物の臓器を人間に移植する「異種移植」が積極的に行われているのが現状です。

 今回の死亡にあたって死亡原因の究明がなされ、死亡なく移植を安心して受けられる時代もそう遠くないのでしょう。

 しかし、アメリカ国内でも臓器移植を待っている患者さんが毎年亡くなっている現状で、日本人の患者(患児)が募金活動などをして大金を準備し、アメリカ国内で臓器移植が受けられる日本人はどのような方なのでしょうか。

 やはり日本だけではなく世界中が「地獄も沙汰も金次第」なのでしょうか。命はお金で買えるのでしょうか……。


臓器移植の誤解をとく

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