私が高校生活を送った3年間の寮生活は、本当に辛く、特に1年・2年時は先生や先輩に暴力を振るわれた散々たる高校生生活を過ごしました。当時は当たり前のようなことでも、今では犯罪として扱われおおごとになるでしょう。
40年も経過した今でも夢に出てくる程なので、私からすれば「トラウマ」です。多分、経験のない人にしてみれば「今更?」と言われるかもしれませんが、やられた側の当事者にしてみれば、一生の怖い苦しみです。
少し前に話題になった、某お笑い芸人が8年以上前に女性に犯した「性加害」問題に対して「今更?」と言われてもいますが、被害を受けた女性にしてみれば一生の「トラウマ」でしょう。
また、今後、裁判が始まり8年以上前のことを追及されても詳しくは答えられないでしょう。
私も何故暴力を振るわれたかは覚えていません。「痛かったことや口から出血した辛かったこと」しか思い出すことができません。40年経過しても夢に出てくるほどの「トラウマ」です。また、忘れることは不可能でしょう。
何時かは殴った相手に伝えようと思っていましたが、殴った側は何も覚えていないだろうし、今では良き夫であり、良き父親でもあります。高校時代に私たちに対して暴力を振るったことなど覚えているわけがありません。
残念ですが、殴った側と殴られた側はこんなにも違いがあります。
私は何とかこの「トラウマ」から逃げ出したいと思っていても、突然襲い掛かる悪夢からは逃げ出すことはできません。それこそが当事者が引き摺り続けるしかない恐怖の「トラウマ」なのです。
(※40年以上前の母校は、殴ること(暴力)こそが教育だ、と偏った精神論の先生が多く、また暴力で服従させようとする先輩が多い、今では考えられない教育機関でした。)
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