1960年代初頭にアメリカ発の黒人宇宙飛行士候補に選ばれながら宇宙への旅を果たせずにいたエド・ドワイトさん(90歳)が、2024年5月19日に最高齢の宇宙飛行記録を更新したそうです。米企業ブルーオリジンの宇宙船に乗って、宇宙空間に到達した後に地球に帰還した、と米メディアが伝えたそうです。
ドワイトさんら6人の民間人を乗せたカプセルは同日、南部テキサス州から再利用可能なロケットで打ち上げられ高度100キロ超の宇宙空間に達したそうです。乗員は数分間の無重力状態を経験した後、パラシュートで同州の砂漠に帰還したそうです。
元空軍パイロットのドワイトさんは1961年のケネディ政権によって黒人として初めて宇宙飛行士候補に選出され訓練を受けたそうですが、米航空宇宙局(NASA)から宇宙飛行の機会を与えられなかったそうです。
退役後はコンピューターエンジニアなどを経て彫刻家として活動を続けているそうです。そんな中、約60年ぶりに夢を叶えられ
「人生を変える経験だった」
と述べられたそうです。
現在は民間企業で宇宙空間への滞在経験が出来るようになりました。今回のドワイトさんの経験は数分間を宇宙空間で過ごすという企画でしたが、今後、宇宙空間への長期滞在、はたまた月での宿泊旅行などが可能になるでしょう。
何十年先には火星滞在旅行なるものが経験できるようになることでしょう。当然ではありますが、資産家のみが経験できる神の領域への旅行です。
私には経験することは不可能ですが、小型機で太平洋横断ぐらいはしてみたいと思っています。
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