個人的な意見ですが、私は女性が働き者であると思っているので、政治家や経営者、管理する部門への女性が進出するのは大いに賛成しています。
いつも私は、女性の少子化を好転させることは不可能だと思っています。しかし、世界は広いので日本が参考にすべき国もあるだろう、と思っていたところ、中国南部雲南省(うんなんしょう)で暮らす少数民族である「モソ族」(約5万人がほぼ自給自足の近い生活を送っている)があります。
モソ族は「女性の国」と呼ばれ、1500年前から「母から娘へ」……女性が「家長」をする民族なのです。1500年以上続く伝統で、土地も財産も全て母から娘へ代々女性が相続することが「女性の国」と呼ばれる由縁だそうでうs。
女性である家長は家事に加え、お金の管理や冠婚葬祭など、家のことすべてのことに責任を負っています。では、男性はというと時々、夜だけ女性のもとへ出かけ、昼間はそれぞれ自分の家で過ごし、力仕事があるような時に昼協力してもらう程度で「結婚」ではなく「通い婚」になっているそうです。
男性はほとんどを一日中遊んで暮らしていて、女性が働いている国だそうです。
この男性には何人もの自身の子どもが居るようですが、自分の子どもには関心がなく一緒に暮らしている姉や妹の子どもたちの成長を見届けることが大事だそうです。
世界には色々な国があります。「モソ族」は家長を女性が務める理由には
「女性の方が細やかで思いやりがあり、家をうまく管理できる」
ということが理由だそうです。また、
「母から娘へと家が受け継がれることで、家が分裂したり、財産が分散することもないので、富が集中し、家が豊かになる」
そうです。
日本も「女性の国」とは言わずとも、以前のように家長を筆頭にたくさんの世代が暮らす家であったなら、少子化に至らず何事も協力し合って暮らせるコロニーとしてうまくいったのではないでしょうか。
「モソ族」の男性は羨ましいですね。男性にしてみれば夢のような「パラダイス」です。
しかし、残念ですが現代は「モソ族」であっても、男女2人が「結婚」するカップルも増えてきているようです。時代は刻々と変化しているようです。
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