法務省によると、刑務所など刑事施設の被収容者1人あたりの生活費(食費など)は1日あたり約2,200円、年間で約80万円。職員の人件費や施設運営に要する費用まで含めた被収容者1人あたり年間約450万円に上がるそうです(2021年度)、と発表されています。
日本人男性が1年間働いた平均年収以上の金額が掛かっていることに、驚きです。また1日あたりの食事代が約2,200円も掛かっていると考えると、私の家族全員(3人分)1日分以上の金額の食事が提供されている計算になります。さぞ、栄養管理された御馳走なのでしょう。
被収容者の殆どが刑期を終え、社会に戻るのでしょう。どれだけの人が更生され社会の為にたくさんの税金を納められるようになるでしょうか。また、どれだけの人が再犯し刑務所へ戻っていくでしょうか。
これらを考えると、私たちが毎日の生活を送る為に納税し、少しでも社会が良くなれば、と働いていますが……。
これだけの大金が被収容者1人あたりに掛かっていることが分かると、やはり「まじめにやっている人が損をする」が正しいのでしょう。
今、社会がインフレで生活が大変です。少しでも被収容者がたくさんの税金が掛かっていることを十分理解して更生してほしいです。しかし、残念ですが理解していたら犯罪を起こすことはないでしょう。
社会は、理不尽なことばかりなのでしょうか……。
それでは釈放前教育を始めます! 10年100回通い詰めた全国刑務所ワチャワチャ訪問記
塀の中のおばあさん 女性刑務所、刑罰とケアの狭間で (角川新書)
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