私たちは、毎日の生活が当たり前になってしまい今日よりは明日、明日よりは明後日とより良い生活を望みます。
今まで、見たことも行ったこともない遠くへも行きたくなってしまいます。しかし、やはり一番は今のままの生活が良いのかもしれません。今回の絵本は「もうじきたべられるぼく」の作者さんが描いた別の絵本です。
中央公論新社から発行されている「海を見たかったかかし」をAmazonでいつもの「ポチィ」しました。
くる日もくる日も同じところに立っていたかかしのお話です。
主人公のかかしが一度でいいから世の中を見てみたいと願い、何と足を貰い自由になり、今まで行ったことのない世界へ旅立ちます。
かかしが見て見たかった世の中は、どのような世界だったのでしょう。
「モウ アソコニハ カエレナイノカナ……。」と切なさと、やさしい心が沁みわたる内容です。
またまた、感動の涙で私の心は溺れてしまいましたが、何時までも絵本を読んで感動できる生き方を続けたいと願わずにはいられません。
おすすめの一冊です。手に取って読んで頂ければ幸いです。
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