その中で、最近の傾向として、見た目は健康そうに見えても心を病んでいる方のお宅への訪問が増えているのも事実です。
その主たるものが、統合失調症を主症状とする精神疾患の方です。
日本の統合失調症の患者数はおよそ80万人程度と言われています。世界各国の報告によると100人に1人弱は居るという比較的頻度の高い病気であると考えられているそうです。
多くは10歳代後半から30歳代頃に発症すると言われているそうです。
また、発達障害の方も増えてきています。実は発達障害と統合失調症は一見すると関係ないように思われています。ところが、統合失調症の背景としては、発達障害が密接に関係しているそうです。しかし、精神科医でもその関係を知らない人も少なくないことも事実だそうです。
統合失調症と発達障害の症状は驚くほど似ているそうで、幻聴、被害妄想、対人関係の困難さ、コミュニケーション障害、こだわり、過敏と鈍感など共通していて歴史的にずっと誤診されていた可能性が高いそうです。
発達障害のお子さんがいるご家族は特に注意すべきだそうで、お子さんが学校を不登校気味になった時には、単に不登校だと簡単に考えない方が良いそうです。一度、心療内科など受診することで精神科医の早期の薬物治療、通院により発病を防げる可能性も高く、最悪、統合失調症を発症せずにすむそうです。
あおぞらが訪問サービス提供を始めるときは、年齢も高く社会生活復帰が難しい状況です。
だからこそ、ご家族はお子さんがイジメなどで不登校が始まった時には必ずや受診すべきです。
受診しなかったことで、可愛い子どもが後戻り出来ない状況になってしまうことを防ぐためにも受診すべきと思います。
あくまでも、私たちが障がい者である精神疾患者宅にサービス提供するケースは、ご本人が出来ない事に対してサポートを行うだけです。
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