他人からお願いされると、自分の予定を変更してまで協力してしまう性格が、私の欠点でもあります。
お願いする側からすれば、都合の良い奴と思われているかもしれません。
そんな中、私自身がどうしても都合が悪く、どうしようもない時に普段から助けている人にお願いしようとしますが、往々にして
「その日、都合が悪いのですみません」
と断られたり、断りの常套手段(じょうとうしゅだん)かもしれませんが
「その日のことは、妻と相談しないとならないので返答までに時間が掛かります」
と言われます。そのような時は必ず「じゃあ、もう一度調整するから大丈夫だよ」と話を終わらせます。その時は心の中で「何時も協力しているのだから、今回は助けて欲しいよね」と思っています。
第26、27代連合艦隊司令官だった山本五十六には沢山の名言があります。その中には、今回の事案にピッタリなものがあります。
「貰った恩は岩に刻め、与えた恩は水に流すべし」
私は他人からのお願いに対して断ることができないからこそ、私自身が困った時にお願いして断られると「何時も協力しているのだから・・・。」と思ってしまうからこそ納得の名言です。
この名言を見ると、常日頃お互いが理解し、実践してくれれば良き関係が継続できると思うのですが……。
現代の社会では「善意の搾取」や「貰ったもん勝ち」等と言われ、お互いを思いやることができる人が少なくなってきているようです。
日本全体が貧困に進みつつあり、相手より自分良ければ全てよし、という流れになってきているようです。昔の日本はお互い助け合って生きてきたはずです。
もう、日本には「助け合う」という概念が無くなり、必要のない言葉で死語になってしまっているようです。
これからは困った人が居たとしても、助けなくて良いのでしょうか……。助けて貰えないのでしょうか……。
これからの日本を考えると、不安しかありません。
山本五十六人物紹介 - 山本五十六記念館公式サイト|新潟県長岡市
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