更年期障害と言えば、女性特有のものだと思っていた私です。
今、大手企業では男性が更年期障害に至った場合に休暇を取得できるように就業規則を変更している企業が増えているそうです。それほどたくさんの男性が、病んでいるのでしょうか。
更年期障害は大変だとよく聞きますが、具体的によく分かっていない私なので、今回、男性の更年期障害について調べてみました。
男性の更年期障害は、加齢やストレスに伴う男性ホルモン(テストステロン)の減少によって引き起こされます。医学的には「LOH(ロー)『加齢男性性腺機能低下症候群』」と呼ばれるそうです。
一般的に40代から徐々に増えてくるそうで、症状は様々だそうです。気分が沈むといった精神症状、ほてりや動機といった身体症状、性欲減退などの性機能症状がみられるそうです。
では、私は更年期障害かと考えると、加齢による首・肩や節々の痛みはありますが、それ以外気になることが無いので、更年期障害にはなっていないようです。
更年期障害には男性と女性では違いがあるようです。
女性の更年期障害は、閉経を境に急に女性ホルモンが減少することで症状が現れるそうです。女性の更年期障害は比較的認識されやすく、診断や治療が確立されているそうです。
一方、男性の場合は男性ホルモンの減少が20代から始まり、徐々に進行していくそうです。そのため、加齢による身体機能の衰えなのか、更年期障害なのかの区別が難しいそうです。日本で男性の更年期障害の研究が開始されてから、まだ20年程度しか経過しておらず全貌は明らかになっていないそうです。
しかし、一定の治療方法があり男性ホルモン製剤を投与する「ホルモン補充療法」が中心となります。「テストステロンエナント酸エステル製剤」を1回125mgもしくは250mgを2~4週ごとに筋肉注射で投与するそうです。また、定期的に採血を行い、肝機能障害や多血症などの副作用の有無を調べながら、患者さんの意向を確認して治療を継続し、副作用がなければ合計10回投与し、治療の効果を判断するそうです。
読んだだけで怖そうな治療ですが、更年期障害で辛い思いをするならば治療すべきでしょう。
インターネットの情報でお近くの医療機関へ受診をおすすめします。多分、泌尿器科でしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿