私は電子工学を専攻していたので、現代における電気で駆動する殆どのシステムに関して仕事が出来る自信があります。
しかし、学生時代は珍紛漢紛(ちんぷんかんぷん)で、殆ど目に見えない電気(電子)の概論すら分からない始末でした。就職してから関わらざるを得なくなり自ら勉強したことで今があります。自慢ではありますが、学生時代は何も理解できず卒業した次第でした。
さて、今では電子工学とは関係ない仕事をしています。それでも、日々パソコンや電子機器、工場内で『こんな装置があったら良いのにね』という話を聞くだけで、頭の中で勝手に機械(装置)を設計してしまい、駆動させるためのシーケンス回路まで組み立ててしまうほどです。
それくらい社会人になってから徹底的に勉強したため、学生時代の友人からは想像もつかない程でしょう。
私たちは過去の評価で
「あいつは勉強できなかったよね」
と評価しがちです。実際は社会に出て、その人がどれだけ苦労し勉強しているかと知る由もありません。
私も学生時代に勉強が出来なかった友人をたくさん知っていますが、今では一部上場の宇宙産業メーカーや国内有数の自動車メーカーなどで活躍していることを知っています。
私たちは過去の思い出だけに囚われがちですが、実際、学生時代に勉強が出来ないと思われていたとしても、社会に出てからたくさんのことを苦労し学び今に至っています。
今、言えることは学生時代の成績は何の価値もありません。社会に出て、良き上司・良き仲間に出会って指導してもらったことで、優秀な技術者として会社の中心人物、はたまたなくてはならないスタッフに育つのです。
これからの若者も学生時代の成績に囚われず何にでも挑戦し、常に高い目標に向かい頑張って日本の基幹産業を支えて行ってほしいと願います。
10才からの勉強が得意になる方法 (大人だって本当は知らない)
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