2022年2月24日にロシアが「特殊軍事作戦」としてウクライナを侵攻してから11月19日で1000日目となったそうです。
当初、陸・海・空軍でウクライナの国境三面から攻め込んで首都キーウを占領しようとしたロシアのプーチン大統領の構想は、ウクライナの抗戦と西側の全面的な支援で水の泡となりました。
その後、東部・南部戦線で消耗戦に向かった戦況は、今回米国の長距離ミサイル「ATACMAS(エイタクムス)」の使用制限を一部地域に解除され使用が始まりましたが、時既に遅しで戦況を大きく変化させることは出来ませんでした。
これまで使用制限期間中、ウクライナは秘密裏に自国製の長距離ミサイルを開発していたようで、2025年度には年間3000発の製造が可能なところまで来たようです。今後それ以上の長距離飛行可能なミサイルも開発に取り掛かっているようです。
ロシアの全面的な侵攻1000日間で、ウクライナは人的・物的損失が壊滅的水準になり、歴史上これまでにない脆弱な国家になってしまったそうです。ロイター通信は
「第二次世界大戦以降、欧州で最も多くの死傷者を発生させた葛藤の暗鬱(あんうつ)な里程標(りていひょう)」
と伝えてたそうです。
今、北朝鮮からも兵士がやってきて、被害状況はますます広がっているとも聞きます。
今回のロシアにおける「特別軍事作戦」はプーチン大統領が停戦をすれば終わるだけの戦いです。たった1人の独裁者によってもたらされた戦争で、毎日たくさんの命が奪われています。
世界中の人々が停戦を呼び掛けても終わることのない戦争であり、両国が将来的に破滅に向かう戦いでしょう。
将来的にはウクライナは西側諸国により復興は可能かもしれませんが、ロシアは二度と国際舞台に立つことの出来ない国になってしまうでしょう。
(※復興は可能かもしれませんが、失われたもので二度と取り戻せないものも多いはずです。)
2025年にはロシア国内は経済破綻してしまうだろう、とも言われています……。
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