2024年11月11日月曜日

介護認定って平等なの?

 私の母親は認知もあり、当初よりかなり進んでいると言われています。主治医からも在宅は無理なので施設へ入れて下さい、とも言われています。

 当然、食事の支度も出来ず入浴も1人では不可能です。ただし、トイレはまだ自身で行けますが時々間に合わないようで下着を汚してしまうことがあります。

 そんな状況で主治医から在宅は無理だと言われているにもかかわらず、介護認定医でもある主治医が更新のため介護認定の診断をして下さいました。しかし、何と以前の介護認定と同じ結果だったので、肩透かしを食らってしまいました。

 当然、介護度が上がると思っていたし、上がることでサービスも多く利用できるようになれば負担額を抑えることができます。それにより自己負担分も減らせるだろうと期待していたのですが残念な結果となりました。

 さて、この介護認定自体適切に行われているかはたはた疑問です。本来であれば、家族が介護認定ソフトに質問事項を入力し判定されるようなシステムであれば公正だと思います。しかし、現状は認定医の所見と認定会議で議論される状況のため、正直言ってブラックボックス状態です。

 現状、オープンにされていない認定ソフトでの判定であり、会議によって確定する今の状況は、当然公正に判定されているとは誰も思っていないでしょう。

このままこのブラックボックスでの判定が進む様であるならば、適切な判定が出来ないでしょう。そして、ますます高齢者介護による社会保障費が高騰していくでしょう。

 今後、高齢者家族が家のPCやスマホで簡単に入力し、国民皆が公正な介護認定を受けられるようなオープンにされた介護システム(AI判定)で判定されるようにならなければ、国民が納得した介護認定はなされないでしょう。

(新しいシステムを作るとなると、それはそれでお金が掛かったり反対意見などが出てしまう可能性が高いですが……。)

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