会社を経営するにあたり、法令を遵守することは当然であり、当たり前なことです。
特に経営イコール雇用になるので、まず労働基準法の遵守は避けられないでしょう。その中で、従業者に対して毎年1度行われる健康診断(交代勤務従事者は年間2回)も法律で決められている中の一つです。
健康診断と言えば職場健診・メタボ健診・老人健診……と多岐に渡ります。実は、健康でも検査を受け続けているのは日本人だけだそうです。
欧米の大規模な臨床試験で健診には予防効果がないどころか、医療の厳しい管理でかえって命を縮める可能性が高いことが分かったそうです。
それにもかかわらず、日本では健康診断が続けられ、年々基準値が厳しくなっているそうです。本来であれば、残りの人生を楽しんで生きる高齢者が1人でも多くなってほしいところです。
実は国として、将来の超高齢化社会がやってくるからこそ、世界の流れを無視してまでも続けているのか、と勘繰ってしまう私です。
健康診断をすることで、高血圧症など様々な病気を指摘され、定期通院を始める方も多いはずです。この定期診断で得をするのは誰なのでしょうか?
もしかしたら医療界や医薬品メーカーが儲かるようなシステムになっているのでしょうか。
実は日本人に多い高血圧症で定期的に通院する患者がいるのは、日本人だけのようです。アメリカ人は高齢になれば自然と血圧も上がるものと考えられているようで、高血圧症で降圧剤を飲むことで病気になってしまう、とも言われているそうです。
今、日本は年々社会保障費が高騰しています。矛先として高齢者ばかりが悪者にされていますが、実は世界的に行われていない健康診断こそが悪の根源であると言えるかもしれません。
また、医療関係者や医薬品メーカーを儲からせてしまい国民は稼いだお金を社会保険料として搾取されているのかもしれません。いや、確実に搾取されているでしょう。
(医療関係者や医薬品メーカーにお金が回っていないとするならば、一体何処に社会保険料が流れてしまっているでしょうか?)
これからの日本の社会保障費を低減させるには、健康診断の廃止しかないかもしれません。しかし、日本医師会と医薬品メーカーは政治家とズブズブだと思われるので、廃止は無理でしょう。
将来、選挙で日本国内から健康診断を廃止します、という意志の強いリーダーシップの取れる政治家が誕生することを期待しています。
最後になりますが、財政破綻した行政区・夕張市の話を書いておきます。夕張市は破綻したことによって病院数が減ったそうです。また、残っていた病院では新しい検査機材も購入することが出来ず、市民は適切な検査を受けられなくなってしまったそうです。
しかし、市民は健康で平均寿命も延び、高齢者の死因も昔のような朝起きたら亡くなっているような老衰死が増えたそうです。理想的なピンピンコロリだそうで
「破綻して良かった」
と思っている市民がたくさん居るそうです。
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