2024年11月29日金曜日

地球は丸かった!

 現在はルールや法律が厳しくなり、昔に比べ人々はギスギスした空気の中を生きているせいか、何となく生き難い世の中になったような気がするのは、私だけではないはずです。


 さて、私たちは毎日地球上を歩いていますが、永遠に歩き続けたとしても地球が球体だと感じることはほぼないでしょう。

 地球球体説を示す最古の史料は古代ギリシャ文献に記されていたそうですが、何故球体であるかの説明は記されていなかったそうです。

実際のところ、最初の直接的な証明は史上初の世界周航を行ったポルトガルの冒険家フェレナンデス・マゼランに統率された航海によってもたらされました。

しかし、世界の学者、哲学者、仏教者などの対立もあり、受け入れてもらうことが難しい説だったようです。日本では明治20年になっても仏教界から地球球体説を反対する書籍が出版されたほどだったそうです。


 私が就職した頃は、法律も厳しくなく厚意にして下さっているパイロットの操縦する旅客機に乗り合わせた時は、コックピット内に入れてもらいコックピットからの景色を眺めたものです。

旅客機は上空約10,000メートルを時速約900キロで飛行しています。そんなコックピットから眺める星々やオーロラを見たときの感動は今でも忘れられません。また、高高度のため、地球は球体なのだと実感できるほどでした。

(※昔はお客さんの要望があれば、機長の裁量でコックピット内への入場を許可されていました。)

 現在は過去にハイジャックなどの大きな事件や事故等が発生したため、入り口ドアは施錠され関係者以外立ち入り禁止になりました。また、パイロットが操縦席から写真を撮ることも航空法で禁止され、破った場合は厳しい処罰が科せられるようになったようです。

 今考えれば、以前は搭乗時タダで操縦席から見渡せた地球の姿を、今ではパイロットにならなければ見ることが出来なくなりました。これも時代の流れで、法律が厳しくなったこともあり致し方ないことなのでしょう。

 昔は法律が厳しくなかったからこそ、色々な経験ができました。今後ますます、法律が厳しくなれば今まで普通に経験できていたことさえも出来なくなってくる将来がやってくるでしょう。そのことを考えると、毎日が本当に生き難くなるでしょう。

 私たちは毎日一歩一歩歩いているだけでは地球が球体であることを実感することはできません。実感できるとしたら、パイロットになるか、宇宙船に搭乗するしかないでしょう。

法律は私たちの日常生活を豊かにするために厳しくなっているとは思いますが、私はこのギスギスした厳しい世の中に辟易しています。

少しは昔のような、いい加減な毎日を過ごせたらと考えているおじさんの1人で、地球が丸いことを1人でも多くの人に実感してもらいたいと思っています。

もう無理ですが……。





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