先日、当社の決算報告があり会計事務所へ行きました。そこで年金の話題になり、会計事務所の先生が
「私の貰っている年金は6万円です」
という話になりました。先生は会計事務所を行っていますが、自営業者だったため国民年金を払っていたことで現在、ひと月に6万円の国民年金を受給していることになります。
現在、国民年金を40年全期間で支払っていた方は、満額約6万5,000円と言われているため、先生の6万円は少し少ないくらいなのでしょうか。
さて、私はこれまでサラリーマンで厚生年金であり将来支給される年金は、国民年金と厚生年金の合計額になります。今57歳の私が65歳から支給される年金額を「ねんきんネット」で調べたところ14万4,440円と確認できました。大体、平均的な金額のようです。
この金額だけを考えると「少ない」と思えますが、先生の6万円からすれば倍以上となるため「貰いすぎ」とも言えるでしょう。
この国民年金と厚生年金の違いは大きく、定年までの働き方、自営業であるかサラリーマンであるかで将来的に大きな差になります。自営業者はサラリーマンと違い経費として長期間税務処理出来お得感もありますが、将来支給される年金額は低額な国民年金になります。
しかし、サラリーマンは定年まで税金や社会保険料など控除された形で残ったお金が振り込まれるため、長期に渡り損した感があります。それでも、将来支給される年金として厚生年金ががっぽり支給されるため、安心感はあるでしょう。
一概に自営業が良いのかサラリーマンが良いのかは言えませんが、今私が言えることは、自営業向きかサラリーマン向きかはそれぞれの考え方や性格で随分違います。一つ言えることは、将来のことをあまり考えていない人は、サラリーマンが良いとだけ伝えておきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿