多くのウサギが生息し「ウサギの楽園」と知られる広島県竹原市の大久野島で、大量に変死したウサギが見つかったことが連日ニュースで話題でした。
この事件の犯人を、熊本県合志(こうし)市のウサギ写真家のご夫婦が、ウサギを蹴ったとして大津市の会社員の男(25)を動物愛護法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
環境省中国四国地方環境事務所や警察署によると、大久野島では昨年11月26日から1月にかけて、約99羽のウサギが骨折や怪我など不自然な状況で死んでいることを継続的に確認したそうです。ちなみに、島内には野生化したウサギが500羽程度生息しているそうです。
大久野島は瀬戸内海に浮かぶ周囲4.3キロの島です。野生のウサギが多数生息する「ウサギの島」として知られ、多くの観光客が訪れているそうです。
そのため、人とウサギの安全のために
①ウサギに触らない。手から直接エサを与えない。
②道路や歩道上でエサをあげない。足元のウサギに注意する。
③あげたエサを食べ終わるまで見守る。食べ残しは持ち帰る。
④ペット(生き物)を島に連れてこない。ウサギを持ち出さない。
といったルールがあるそうです。
さて、今回の犯人はウサギにニンジンをあげる素振りを見せウサギを蹴ったところを見つかり、現行犯逮捕に繋がったそうです。
犯人は100羽近いウサギを死傷させていますが、動物愛護法違反は刑罰が軽いことが多く、犯人の反省に至るかは分かりません。しかし、犯人の勤務先である会社では、厳しく対応すると声明をインターネット上に公表しました。
今、社会は混沌として生きにくくなっています。だからといって、物を壊したり、生き物を殺してスッキリすることは別問題です。
きっと犯人の男は精神的に病んでいるのでしょう。最終的には会社を解雇されてしまい、周りのケアなしでは生きていけないでしょう。
大久野島|観光スポット|竹原市公式観光サイト ひろしま竹原観光ナビ
大久野島でのウサギ殺傷事件につきまして|東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社
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