大晦日は独居の母親宅へご馳走を持ち込み、1年の最後の食事を共にしました。
当然、大晦日といえば「紅白歌合戦」を観ながらひと時を過ごしましたが、殆どの歌手は知らず、歌詞が理解出来ずよく分からない歌合戦でした。
先日、私の聴いている「ラジオ深夜便」で心地よい歌が流れていたので、早速スマホで調べました。
歌詞名は『朝はどこから』。
1946年(昭和21年)5月にコロムビアレコードから発売された歌謡曲であり、なんと朝日新聞の懸賞応募曲でありました。
1946年3月に、戦後直後の日本を励ますために、朝日新聞から賞金1千円で健康的なホームソングを全国に募集したものでした。10,526通の応募の中から、一等当選歌となったものが『朝はどこから』であったそうです。同時に児童向きの曲『赤ちゃんのお耳』という曲が一等当選として選ばれそうです。
朝はどこから 来るかしら
あの空超えて 雲超えて
光の国から 来るかしら
いえいえ そうではありませぬ
それは希望の 家庭から
朝が来る来る 朝が来る
「お早う」「お早う」……♪
(曲名:『朝はどこから』 作曲:橋本国彦 作詞:森まさる 歌:岡本敦郎、安西愛子)
何故か私の心の隙間にストーンと落ちて、幸せを感じられる歌詞でした。
この歌は2006年(平成18年)に文化庁と日本PTA全国協議会が「日本の歌百選」に選定しました。
もし興味がありましたら、インターネットにたくさん出されているので、聞いて頂ければ幸いです。
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