2025年5月15日木曜日

スマホ認知症

 「認知症」と言えば、高齢者が年を重ねるごとに発症率が高くなっていくものです。情報を脳にインプットすることが出来なくなっていったり、「海馬」と呼ばれる部分が萎縮していってしまい情報を取り入れることが出来なくなり情報の記憶が出来ない状況だと言われています。

 一方で最近若者に増えている「スマホ認知症」というものがあります。スマートフォンを目的なく見ていると、情報がどんどん脳に入って来ます。その膨大な情報に脳が疲れてしまうことにより、今度は情報を脳から取り出すことが出来なくなってしまい、その後、記憶している又は覚えているのに引き出しが何処にあるのか分からず答えられなくなってしまうことが「スマホ認知症」と呼ぶそうです。

 スマホ認知症の危険度チェックリストとして次の項目があげられます。

 ①スマホが手元にないと不安

 ②トイレや風呂にスマホを持ち込む

 ③スマホがないと眠られない

 ④通知音・バイブの空耳がする

 ⑤人・ものの名前がすぐに出ない

 ⑥気の利いた言葉が出てこない、相手の返答に困る

 ⑦仕事や家事の効率が悪くなった

 ⑧仕事・家事・育児など、考えることがたくさんある

 ⑨心配性である

 ⑩睡眠不足


 上記項目のうち、私は半分以上該当するため「スマホ認知症」と言えるでしょう。

スマホを所有している方の殆どがチェックリストのいくつかに該当すると思います。

普段から使用する/使用しない時間を決め、時にはスマホのない生活を作ることも必要でしょう。

私たちは便利なスマホの奴隷になってしまい、ひと時も脳を休める時間が無いでしょう。確かにスマホは便利で必要不可欠なツールです。

だからこそ常に手の届くところにないと心配です。しかし、私たちの身体を蝕んでしまうこともあるので、良い距離感を保ってストレスの溜まらない利用をオススメします。

 現実には、何時も手の届く範囲内になければ心配でストレスが溜まってしまうのも、正直な話です。

スマホ認知症とは?原因や主な症状・危険性・対処法|朝日生命





10万人の脳を診断した脳神経外科医が教える その「もの忘れ」はスマホ認知症だった (青春新書インテリジェンス)

私たちはなぜスマホを手放せないのか 「気が散る」仕組みの心理学・神経科学

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