今、社会はインフレで全ての物・事が高騰し、国民が疲弊しているのも事実であります。
そんな中、我が南アルプス市では全市民に対し、今回は1人5,000円分の「南アルプス元気券」が配布されました。今回の配布は金額が少なくなりましたが、金券として再々配布されました。
流石に、今回の配布に対して市民からは
「いい加減にしてほしい」
と声が挙がっているとか挙がっていないとか……。
私は当然、頂けるものは頂きますが、正直将来の市の財政を考えた答えとして配布を止めてほしかった、というのが本音です。
現在の南アルプス市の人口は、令和2年の国税調査から総人口は69,459人となっています。今回の1人あたり5,000円の元気券で計算すると、3億4729万5千円で経費を含めれば3億5千円を超えるでしょう。
また、南アルプス市職員の平均月収の2ヶ月分弱の現金が使用されたことになります。今回の配布に対して、議会では反対意見が出なかったことも不思議でなりません。
今後、市内で何らかの形で使用されるはずだった住民サービス料としての3億5千万円が無くなったと等しいと思われます。
確かに、今回の配布で市民1人ひとりの生活は潤ったかもしれません。しかし、これこそがバブルで一瞬に消えて無くなったのでしょう。
今後、議会で検証する責任はあるでしょう。今回の配布の原資を市議会議員の報酬から手立てされたものであったならば、市民からは拍手喝采で、誰からも不平不満は出なかったでしょう。
もう、市民も馬鹿ではありません。「ただほど高い物はない」と気付いているでしょう。
今後、議会として南アルプス市の将来を見据え、どの様にして税収を増やし市民サービスを向上させるか検討して頂きたいものです。
いい加減、配布するような将来的に考えても費用対効果のないことを止めて欲しいと願わずにはいられません。
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