パナソニックといえば、私のイメージは「National(ナショナル)」であり、松下幸之助です。
生前、ナショナル製品を海外ではパナソニック名で販売し、世界有数の電化製品メーカーに育て上げ、後に松下政経塾(まつしたせいけいじゅく)を立ち上げ、日本国内で活躍する政治家を多数輩出させたことでも有名であり、企業経営者時代は
「何があってもリストラは反対派」
であった方です。
さて、時代も変わり現在では日本国内に海外メーカー製が増えパナソニック製の家電を購入する機会もなくなりました。
こんな時代だから製品も多岐にわたり、将来的な経営改革の一環として収益改善を図るために2025年度中にはグループ会社含め国内外で1万人規模の人員削減を実施するとアナウンスしました。
特に「くらし部門」などを対象であり、現在拡大中の車載用蓄電池部門は対象外だそうです。
大手で行われるリストラは割増の退職金があり対象者が手を上げやすい流れになっているそうですが……。
これまで退職した方の話を聞くと再就職が決まるまでには、殆どの方が割増の退職金を食いつぶしてしまうそうで、リストラに応募しなければ良かった、とよく聞きます。
今後、日本国内では体力の残っている間に大規模なリストラを実施する企業は続くでしょう。
しかし、人手不足と言いながらも高齢者の再雇用は難しい状況です。リストラに応募する前には将来のことをよく検討して応募して頂きたいものです。
正直、リストラには応募されないことをおすすめいたしますが……。
0 件のコメント:
コメントを投稿