先日、インターネットニュースにおいて
【「こんな元気なのに……」要介護3の高齢者がデイサービスで週5のカラオケざんまい!? 介護保険不正のあきれた実態】
というタイトルが掲載されていました。
今、デイサービスは利用者が1日を楽しく過ごすために、それぞれ特色のある施設が増えています。結果的に毎日盛況のところがある一方、逆に人気がなくガラガラ状態のデイサービスもあるそうです。
今回のニュースのように私たちから見ても「こんな健康なのに要介護3?」「こんなに認知が進んでいるのに要介護1?」などと思うことはよくあります。
それぞれ一概には言えませんが、認定調査時は元気だったり、体調不良だったりと・・・可能性もあります。また「今回の認定調査可笑しくないか?」と思うこともあれば「これ忖度があったよね」と個人的に思うこともあります。
しかしながら、厚労省が導入して開発されたコンピューターソフトで平等に判断されているはずです。
最終的にはそのデータを元に、ドクターの意見書や認定調査された担当者などが認定会議時に微調整しているそうです。
結局は最終的に人間が介在しているため、不正された介護度もあるのでしょう。(※個人的な考えです。)
今、AIで色々できるようになりました。今後、介護度の認定にはAIが全て行う時代がやってくるでしょう。それまでは、今回のような「介護認定度が可笑しくないか」と言われることは、続くと思われます。
今回のように「可笑しい?」と思われないように、ケアマネが毎月モニタリングをすることで「介護度の上下」の管理をしなければならないはずです。
しかし、ケアマネの人員不足から適切なモニタリングが出来ず、体調に合った介護度の再度の認定調査に進みにくいことも問題があるように思います。
そもそも認定調査員、ケアマネージャー、ヘルパーなどが不足していることこそが真の原因であると考えます。
いずれにしても、現状「こんなに元気なのに……?」と思われる現在の介護認定制度が、適切に行われていない状況なのでしょう。
1つ言えることは世の中、完璧なものはないということなのかもしれませんね。
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