イスラエルがイランに対し攻撃をはじめたことは、非常に悲しいことです。それはイラン人は生粋の『親日』だからです。
ペルシア語のことわざに
「離れていればこそ友情(ドゥーリ・オ・ドゥースティ)」
という言葉があります。イラン人に「何処の国が好きかを訊ねる」と「日本」と答えるそうです。
親日の理由の1つに、日露戦争での劇的な勝利、焼け野原からの驚異的な戦後復興、そして日本でも小説・映画化された日章丸事件(1953年、石油国有化を断行したイランに対し英国が経済制裁を科す中、これを不当とする出光興産が独自にイランへタンカーを派遣した事件)などが、イラン人に賞賛を集めてきたとされています。
(このことを知って、出光興産の株式を購入しました。)
イスラム革命前後は、イランに滞在する日本企業の駐在員も多く、彼らの誠実でフレンドリーな人柄に接したことで、日本を好きになったというイラン人も少なくありません。
また、1990年代くらいまでは、イランの殆どの家庭に日本製の家電製品があり、何十年と使用しても壊れない性能の良さも相まって日本のイメージも向上したようです。
イランでは、社会に向けて何かを訴えたいときには、決まって
「日本人がこうしているが、われわれはどうか」
という論法を使用するそうです。しかし、これが
「米国人は……」「英国人は……」「中国人は……」
では、誰も耳を貸さないそうです。それほどイラン人は『親日』なのです。
現在、想像を絶する爆撃を受けています。今後、アメリカも加わるとも言われています。
今時点では、立場上コメントなど出せない状況でしょう。イスラエルがイランに対し停戦後、必ずや『親日』のイラン人のために協力的に復興をして欲しいと願わずにはいられません。
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