2024年の倒産企業の平均寿命は23.2年(前年23.1年)で、3年ぶりに前年を上回ったそうです。2024年は円安、物価高、人件費の向上などによって、企業倒産が11年ぶりに1万件を超えたそうです。
全ての業種別で倒産が増えたそうですが、特に100年以上の企業が6件(前年2件)、業歴30年以上の企業が2,879件(前年比15.5%増)に達しているそうです。老舗企業の倒産増加が平均寿命の延びに繋がったと言われています。
コロナ禍から景気の回復局面に向かう中、業歴を問わず、経営環境の激変に対応できない企業の淘汰が、鮮明になってきたそうです。
ちなみに、社会の存続率は設立して3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%、30年経つと0.025%と言われているそうです。
つまり、創業から僅か10年間の間に9割近くの会社が廃業するということになります。創業から30年も経つと、99%を超える会社が存続出来ていない、ということにもなるそうです。
さて、あおぞらは平成24年12月21日に創業し、今、12年以上経過しています。
結果から言えば上手く経営出来ているということでしょう。しかし、本音を言いますと起業は大変であり、経営者は日々お金や売上の心配ばかりで、ゆっくり休んでいられないことが多いでしょう。
だからこそ起業は大変なので、おすすめしません。やはり、サラリーマンのお勤め人生が一番楽でしょう。
(此処数十年の流れとしては、社会の怒涛の流れによって終身雇用のままお勤めを終えることが出来ない場合が多いようですが……)
実際、東京商工リサーチのデータを見ると、創業10年で9割が廃業している事実があります。そこから考えられることは、起業して企業を運営していくことが、簡単でないことが分かります。
簡単でないからこそ、廃業せずにいられることは、それなりの成果であって結果です。
起業は大変ですが、継続出来れば学ぶことや得られるものはサラリーマン以上です。
起業はおすすめしませんが、挑戦する価値はあると思います。
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