普段から気が小さく、かつ優しいのにもかかわらず自動車のハンドルを握ると、途端に普段の性格から想像もつかない運転をする人を見かけたことはないでしょうか。
私の周りにも居ますし、当然、その方の運転する自動車には同乗しないようにしている私です。
この現象を『ドレス効果』と言うそうです。
普段は温厚でとても良い人なのに、何故か自動車を運転する時は言動も粗暴になり、前の車を煽ったり、歩行者に舌打ちをして暴言を吐いたりといった、そんな友人やパートナーが意外に多いのではないでしょうか。
もしかしたら、気付いていないだけで私自身だったりと……。
簡単に言うと、制服を着ることで別人格が生まれる、という効果だそうです。
例えば警察官や消防士が勇敢なのも、ドレス効果の1つだと言われています。また、スーツを着ることで仕事のスイッチが入ることと同じ理由でしょう。
自動車の運転の場合は、パワーがあって早い車や車体などに乗った場合、その車の強さを無意識のうちに自分と重ね合わせてしまうことがあるそうです。そのため、ハンドルを握って性格が変わる、ということが起きやすいそうです。
2022年6月に別府市の県道交差点で大学生2人が撥ねられ、このうち当時19歳の大学生が死亡しました。このひき逃げ事件の犯人、八田與一容疑者が現在『殺人容疑』で指名手配されています。
この犯人は未だに見つかっていません。まさに普段は温厚で優しい性格だった、と元彼女は言っているそうです。この犯人こそ『ドレス効果』で自動車を運転してしまったばかりに、大学生2人を追い詰めてしまった結果での死亡事故なのでしょう。
この犯人に対し、まだ生きていて逃げ回っているという意見も多いです。
しかし、私は犯人がこの世にはいない、と考えています。何故かと言えば、普段は気の弱い温厚な性格であり、運転していた車を乗り捨てて裸足で逃げていき、近隣のカメラでは海岸まで逃げている様子が撮影されていた話を知っているからです。
大概の方は、逃げ回っていると言っていますが、私は犯人が我に返りいたたまれなくなった結果、この最後の足取りがついている海岸で入水自殺をしている、と勝手に思っている次第であります。
被害者家族関係者は犯人が捕まることを願って、今現在も運動を継続しているそうです。早期に犯人逮捕がされることを願っています。
普段からハンドルを握ると性格が変わると認識しているのであれば、自動車の免許を返納すべきかと思うのは、私だけではないはずです。
この事件こそ、起こさずに済んだ可能性の高い事故だと思います。
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