私が勤め始めた35年以上前は、毎日飲食店に繰り出しては毎晩ベロベロになっていました。また、落ち着いた30代の頃でも職場での飲み会は毎月ありました。
今ではここ数年、飲食店へ行ってお酒を飲む機会などありません。まして、コロナ禍以降は確実に行くこともなく、機会があってもお断りしている次第であります。
そんな中、今、飲食店の廃業は過去最多を更新し続けているそうです。
これまで最多であったコロナ禍の2020年の780件を上回っているそうです。
現に我が家の近隣地域の空き地には大型の飲食店が出店していますが、すぐに看板を掛け変えるのが当たり前なほど回転が速い状況です。
これには時代背景もあり、人手不足倒産も叫ばれていますが、廃業の大きな理由の1つはコロナ禍後に大きくお客さんが減少したことを機会に廃業したケースが最多だそうです。
2つ目は資金繰りで廃業したケース。3つ目は働き手が集まらない、または後継者が居ないという人手不足廃業だそうです。
現在、コロナも明けインバウンドが戻り外食産業も追い風となっているのは事実です。
しかし、実際のところ飲食店の状況はしのぎを削る玉石混交(ぎょくせきこんこう)の競争状態真っただ中です。わざわざ莫大な費用を投資しても回収するのが難しい業界であり、毎年5万~8万件が新規開業する一方で、廃業率が最も高い業界だそうです。
一般的にオープン3年以内の廃業率が70%と言われるくらい盛衰(せいすい)が激しいようです。
逆に言えば、新規参入しやすい業界とも言えるのでしょう。
さて、廃業・倒産と言えば私たち介護業界も他人事ではありません。
明日は我が身の現在、どの業界が危ない、などと言っている状況ではない国内状況です。
独立や大きな投資はリスクが大きいので、慎重な判断を……。
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