今、毎日人間に危害を加え問題を起こしているクマの事件を聞かない日がありません。
私にしてみれば『対岸の火事』だと思っていましたが、先日わが地域の防災無線から「河川敷にクマが現れた」と放送がありました。
考えてみれば私の住む地域の近くには山があり、近年はシカや猿の軍団を見かけていたのでクマが出没したところで不思議ではないでしょう。
現在、地域の猟銃会の方々も高齢化しクマが出没した場合、依頼されてもすぐには対応できない状況が続いているようです。
(そもそもクマに有効打であるライフル銃を所持出来るのは、狩猟銃の所持から10年以上経過した人となります。そのため、クマを駆除できる人は元々限られているのです。)
そんな中、北海道積丹町(しゃこたんちょう)においては、町副議長と猟友会との間でトラブルがあり、猟友会が行政の出動要請を拒否している問題も出ています。
結局は、副議長が猟友会に対して謝罪すれば済むだけの問題であり、これ以上謝罪せず問題を長引かせることで地域住民の生活はままならなくなってしまうでしょう。
今回の騒動は副議長の言動が問題だったそうで、一言謝罪すれば事足りるはずです。
考えてみれば射殺すれば駆除できるクマ以上に質(たち)の悪い問題であり、市民のための議員であるべきで、付託を得ている者なのかと疑問を持ってしまうほどの方です。
残念なことに、この副議長は
「僕は悪くないので、謝罪しない」
と言い張っているそうです。
世の中にはこのように非を認めず、一言謝罪すれば何の問題もないのにもかかわらず謝罪出来ない人は往々にいます。
ただ単に頭が固く自身の考えを通し続けているだけなのか、認知症なのか、はたまた何かしらの病気で理解が出来ないかは定かではありません。
今回のケースは議会内の問題であり、この副議長に対して諫める者が居ないとしたら、余程風通しの悪い議会なのでしょう。
この全国的に問題になっている狩友会の出動拒否問題は、何時まで続くのか心配でなりません。
今後、町民がクマに襲われ悲惨なニュースが飛び込んでこないことを祈るのみです。
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