私たちが学生時代、就職先を選ぶときはトヨタなどの自動車関係企業は給料や福利厚生が良かったですが、仕事が大変だと敬遠されていました。
入社する人とすれば、余程自動車好きか、成績が思わしくない人が入社した企業だったと記憶しています。
時代は変わり、私たちの時代では敬遠されていたトヨタですが、入社した仲間たちは年収1,000万円以上、退職金は約4,000万円、年金に至っては企業年金を加えると毎月約50万円と聞きます。また、雇用延長も70歳まで続けるとか……。
現在の社会情勢にもかかわらず、好待遇の企業として入社したい先企業に選ばれるのも納得です。今考えれば、入社しておけば良かったと反省しています。
さて、今回企業の与信管理サービスを提供するリスクモンスター株式会社が、2025年2月に実施した全国の父母及び祖父母を対象に『子や孫に臨む勤め先』について調査したそうです。
最も多かったのは『地方公務員』で、次いで『国会公務員』という結果になったそうです。
以下、3位がトヨタ自動車、以降大手安定企業が続きます。
当然、可愛い孫や子どもに苦労を掛けさせたくない想いは誰しもあるからこその結果で、納得です。
私は、これまで35年近く働いてきた経験から当然『公務員』は同意見であります。
当然、最初は給与も低く大変ですが確実に上がり、倒産や解雇はありませんし退職金も多く、年金も多いはずで生涯において安定しているので文句なしです。
しかしながら公務員の性質上、楽しく夢の持ちにくい仕事であることは間違いありません。それでも、県民や市民のために仕事をしたいという夢や目標が持てる方であれば、最強の職場であります。
中々県民や市民のために働きたいと目標を持って公務員になる人は皆無で、正直なところ殆どが『安定』を考えた中での選択でしょう。
もし、県民や市民のために頑張っています、という公務員の方が居ましたら紹介して頂きたいものです。
結局のところ、寂しいことに世の中は『お金』ですからね……。
山梨県 南アルプス市 -人がつどい 次世代につなぐ 活力あふれるまち-
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