2025年4月2日水曜日

ストレスのある毎日を……

 一般的にストレスは身体に良くないもので、健康的に過ごすにはストレスのない毎日を過ごしましょう、と言われています。そんな中、私は毎日のストレスを溜め込み、身体に良くない生活を送っています。いつかはストレスのない生活を、と願い毎日を過ごしています。

 私たちは高齢になっても若々しく過ごしたいと思うのは、誰しもの願いでしょう。もし、不老長寿の薬でも手に入れれば可能なのかもしれません。

 一般的に「ストレス」を感じると、身体の何処かに不調をきたします。特に仕事が立て込んだりして忙しくなると、肩こり・頭痛・腹痛に悩まされることもあるでしょう。

そのような毎日が続いたとしても不思議と休日になると、楽になるでしょう。このことからストレスのせいに違いないと納得します。

 しかし、ストレス自体が痛みを持っているものではなく、刺激によって全身の神経が敏感になって痛みなどを感じやすくなるようです。

また、試験会場などで他の受験生の僅かな動作や小さな物音などが、気になってしまうこともあるでしょう。これもストレスという刺激によって感覚が研ぎ澄まされて、元々の腰痛や肩こり、頭痛もより一層痛みを感じやすくなるそうです。

 こんな毎日が続くとストレスがない生活を憧れてしまいます。

しかし、ストレスのない状態では目標達成や困難を克服する経験が少なくなり、達成感や充実感を得ることが難しくなるそうです。このストレスからくる感覚が不足すると、目標への意欲を失ってしまい、やがてやる気を失ってしまう可能性があるそうです。

 ストレスのない生活が続くと、やがて停滞感や退屈間が生まれ、常に快適で刺激のない状況が成長や学びを停滞させる要因となります。そして、脳への刺激が不足し、脳の活性化を阻害する可能性が高くなるそうです。

脳は常に新しい情報や課題に晒されることで、活性化し成長するそうです。

 私たちはストレスのない生活を望みがちですが、このストレスがないことで脳の老化に繋がってしまうのです。また、ストレスは人を動かし、筋肉や骨を鍛え、心肺機能を向上させる要因でもあります。

 現実的にはいつも元気で若々しく生活している人は、毎日ストレスフルに生活を送っているのです。よく聞く話で、定年退職した途端老け込んでしまったり、元気だったのに急に無くなってしまうことも、ストレスがなくなったことが原因とも言われています。

(仕事一筋だった人が定年退職によって、元気がなくなってしまう、ということはストレスも関係しているのでしょう。)

 毎日、私が感じているストレスは身体に良いものだとは思いません。それでも、毎日適度なストレスを与えることが、いつまでも若々しく長生きできる秘訣なのでしょう。

ねんきんネット|日本年金機構






お金をかけないアンチエイジング! 若さを保つ栄養メソッド

スロージョギングから始める若返り健康法: 若さを保つ生活術

2025年4月1日火曜日

事業所の指定取り消し増加中……

 あおぞらのような医療・福祉事業等を始めるには、色々な決め事や最低限の人員を確保した上で行政に指定申請を行い、許可されてからの事業スタートとなります。

 このところ、全国的に医療・福祉サービスをされている法人において不正請求が発覚し、指定を取り消されているニュースをよく聞きます。

 この不正請求をしている法人は、結局のところ経営が成り立たなくなってしまい、不正請求に至っていることが主な原因なようです。

 今、私たちの会社もスタッフの成り手が居ない事と、介護報酬が年々削減されていることを考えると、今後、ますます不正請求を行う法人は後を絶たないでしょう。

行政は不正請求が発生した場合、指定更新を取り消す手続きを進め、その法人は事業の継続ができなくなります。スタッフは路頭に迷い、また、法人に関わっていた利用者様が他の法人から利用を引き受けてもらえないことも発生します。

 根本的な問題は、国からの報酬が年々削減されていることが原因であることにも関わらず、ただ単に行政は粛々と指定取り消しを進めていくだけです。

それだけでは何の解決もできず、たくさんのスタッフや利用者様が不利益を受けるだけであります。

 当然、不正請求をしてしまう法人は駄目です。(※不正請求は許されることではありません。)しかし、現在の問題が多発している現状を把握した対応を厚生労働省が改善しなければ、特に高齢者や障がい者に関わる事業を行っている法人は、倒産や閉鎖は止められないでしょう。

 今、まさに報酬を上げることと、必要でない方への過剰なサービス提供の改善・必要である方へのサービス提供が出来ていない現状を踏まえ厳しく精査することが必要でしょう。

社会保障費の適正使用がされているかをチェックする機関を作ることこそが、利用する側及び事業者側が共に良い方向に進められ、また社会保障費の高騰を止めることができるでしょう。

ホーム|厚生労働省






2040年問題を乗り越える 介護事業経営

介護施設・事業所のための BCP策定・見直しガイド


2025年3月31日月曜日

認知症は生活習慣病のひとつ

 現在、日本では65歳以上の4人に1人が認知症またはその予備軍とされ、超高齢化社会を迎えた今、その予防は大きな関心事でしょう。

 今回、世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト」を開発し、薬のノーベル賞とも称される「英国ガリアン賞特別賞」を授章した杉本八郎さんは

「認知症にならないためには、日々の生活習慣が重要」

と力説しているそうです。

 また、80歳を超えた今でも研究を続けている同氏が認知症予防の最前線や予防法を記した

「82歳の認知症研究の第一人者が毎日していること」

という書籍も出しています。

 この認知症の代表的な原因の1つとして

「血管がボロボロで血液がドロドロで血流が悪い」

と、何処かで聞いたことがある症状が「生活習慣病」だそうです。

 実際に糖尿病や高血圧と言った代表的な生活習慣病が認知症にも深くかかわっている、というエビデンスは多数報告されているそうです。

例えば、福岡県の久山町に住む60歳以上の住民1017名を対象に、1988年から2003年にわたって行われた九州大学による免疫学調査があります。その調査では、糖尿病の人のアルツハイマー型認知症の発症率は、血糖値が正常な人の2.1倍であることが分かったそうです。

また、糖尿病予備軍とされる食後血糖が高い(IGT)の場合も、1.6倍の発症率となっています。

 生活習慣病が認知症の原因の1つであることのエビデンスを挙げればきりがないようです。

その上で、生活習慣病を発症しないようにすることこそが、認知症を発症しないで済む方法です。

 これには、毎日の規則正しい食生活と適度な運動を継続するしかないでしょう。




82歳の認知症研究の第一人者が毎日していること (扶桑社新書)

認知症世界の歩き方(ライツ社)

2025年3月30日日曜日

和を以て貴しと為す(わをもってたっとしとなす)

 いつだろうか学生時代に
和を以て貴しと為す(わをもってたっとしとなす)
を暗唱したことを覚えています。
 日本書紀では7世紀の始めに聖徳太子が定めた十七条憲法の第一条は以和為貴(和を以て貴しと為し)であると伝えられてることが知られています。
十七条憲法とは、役人たちが守るべきとする道徳的な戒めが記されており、この第一条では儒教における学問の概念を超えて、仏教の和合の精神の重要さも説かれているそうです。
この第一条では和を大切にすることに加えて、逆らったり争いを起こさないことを根本とすることが説かれています。そして上下関係に囚われることが無く話し合いができたならば、何もかも成し遂げられるだろう、と説かれているそうです。
 一般的には「仲良くすることは尊いことだ」という意味だとされていますが、本来は「和を何よりも大切なものとしなさい」という意味で「話し合いをすることが大切」あるいは「論議することが大切」であるといった意味で使われているでしょう。
 しかし、現代は喧嘩に近い議論が横行し、論破したイコール勝ったというような話し合い(?)が行われ、結果的に高圧的な人の意見が通ってしまう世の中でしょう。
結局、強い者が社会を牛耳ってしまいルールや守り事が、また法律でさえ破ってしまう世の中になってしまっています。現代の法治国家さえ崩壊してしまうのでは、と危惧しています。
 私たちが未来永劫、幸せに生きていくためには「和を以て貴しと為す」、この言葉こそが礎と思うのは私だけでしょうか……。








2025年3月29日土曜日

元気になるための食事の合言葉といえば

 このところ、ジムに通うようになり一時体重が5キロ減り、2キロ戻った感じですが、確実に身体は引き締まり余計なお肉が減っているようです。

 そんな中、これまで気にしなかった食事も毎回大量の野菜を食べるようになり、少しでも身体に良いものをと考え食べるようになりました。

 身体には適度な運動と食事は大切な要素になってきます。そこで「まごわやさしい」です。

 「」は畑の肉と言われている大豆(まめ)です。大豆は良質なたんぱく質、ミネラルが豊富で栄養バランスが良く、少量でも常食すると生活習慣病予防に効果があります。

大豆の加工製品は栄養価は大豆と比べても遜色なく、消化吸収もよく、毎日食べても良い食品であり、納豆や油揚げ、高野豆腐などは簡単に食べることができるでしょう。

 「」はごまです。ごまはタンパク質、脂質、ミネラルが豊富で脂質には不飽和脂肪酸が多く含まれ、血中のコレステロールを減らす作用があります。また、種類の栄養分は切ったり刻んだりすりつぶして使うことで、より効果が高くなる、と言われています。普段からアーモンド、ごま、ピーナッツなどは食べやすいものでしょう。

 「」はわかめです。わかめは各種ミネラルをバランスよく含み、新陳代謝を活発にして身体の抵抗力を高め若々しさを保つ働きがあります。特に海藻類は酢や油と組み合わせることで、栄養成分が効率よく摂取できます。特にひじきやわかめなど調理時に、酢や植物油を利用することで一層効果が向上します。

 「」はやさいです。特にニンジンに含まれるβ-カロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を健康に保ち、抵抗力を高めてくれます。野菜は1日に350グラムを食べることが目安と言われています。

 「」は魚です。説くに低価で購入しやすいアジはDHAやEPA、タウリンが豊富で、血中のコレステロールを減らし、血液をサラサラにする働きと疲労回復の効果があります。

また、白身魚も赤身魚もたんぱく質の栄養価は肉類に引けを取らないと言われています。週に最低3食、できれば5~7食は魚料理にすることが良いと言われています。

 「」はしいたけです。しいたけはカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富で、カルシウムを骨に定着させるのに有効です。また、日光に当たると栄養価は一段とアップするそうです。

そしてきのこ類は食物繊維、ビタミンやミネラルの宝庫であり、ローカロリーのためたっぷり食べてもカロリーの心配がありません。

 「」はいもです。特にさつまいもはメラニン沈着を抑えるビタミンC、皮膚の新陳代謝を活発にして潤いとハリを保つビタミンEが豊富なため、美肌作りに最適です。

じゃがいもやさつまいもは加熱した方が栄養もうま味も逃げにくくなり、効果は抜群だそうです。

 健康維持のために、毎日の食事は「まごわやさしい」を意識して、摂取してみましょう。

「食事バランスガイド」について|厚生労働省




腸元気ごはん

まごわやさしいスイーツレシピ

2025年3月28日金曜日

軽度認知障害(MCI)

 認知症と健常な人の間の状態を「軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)」というそうです。

認知症と共にMCIの高齢者の人数は年々増加し、MCIから認知症に進むケースもあるそうです。ただ、適切な対応で状態を改善したり、進行を遅らせたりできる可能性があるそうです。

新薬の保険適用も相次いでおり、専門家は

「早期発見は早期治療につながる」

と訴えているそうです。

 MCIは「物忘れがあっても、日常生活に支障をきたさない」状態だそうで、2024年5月に厚生労働省の研究班はMCIの将来推計を発表したそうです。

MCIの高齢者は、令和4年の558.5万人から増え、22年には612.8万人、42年には632.2万人になるとされているそうです。

 MCIも認知症も病気ではなく状況を指すそうです。認知症はアルツハイマー型が半分以上で、他に血管性、レビー小体型などがあります。MCIのうち、年に10~15%の多くはアルツハイマー型の認知症に移行するそうです。

 診断は問診や診察を行いながら、必要があればMRIなどの画像検査をするそうです。

例として「昨日の夕食を挙げてみて」と質問し、1品だけの回答だとMCIの疑い、1つも思い出せない回答だと認知症の疑いになるそうです。また、今日の年月日や曜日がすぐに言えない場合も、MCIの疑いがあるそうです。

 最近は認知症の治療薬が相次いで保険適用され、アルツハイマー型のうち軽度の認知症やMCIの患者が対象の「レカネマブ」と「ドナネマブ」で、進行を遅らせる効果が期待されているそうです。

 アルツハイマー型の発症は20年くらい前に始まり、5年程前からMCIの状態になるため、早期であるMCIの段階で対応するのが重要だそうです。

また、認知症のリスク要因である生活習慣病をコントロールしたり、習慣的な運動や社会的な活動を推進したりし、症状の進行抑制や改善に繋げることも大切だそうです。

ちなみに、MCIのうち年16~41%が正常領域に回復することができるそうです。早期に発見できれば、早期治療や適切な対応によって改善や進行抑制が期待できるようなってきています。

 『おかしい』と思ったら、受診が1番です。

あたまとからだを元気にする MCIハンドブック(ウェブ版)|国立長寿医療研究センター







日本認知症予防学会監修 軽度認知障害(MCI)診療マニュアル

認知症と軽度認知障害の人および家族介護者への支援・非薬物的介入ガイドライン2022

2025年3月27日木曜日

メスに毒を盛るオスタコ

 「毒を盛る」と聞くと一見怖いイメージがあります。

 猛毒を持つヒョウモンダコのオスは、交尾の前に強い神経毒をメスの心臓に注入する、とオーストラリアの研究チームの観察で分かったそうです。

 ヒョウモンダコのメスは身体の大きさがオスの2倍もあり、交尾後にオスを食べるのが一般的だそうです。そこでオスが進化して、メスが動けなくなるようにテトロドトキシンという神経毒を使うようになったそうです。

 ヒョウモンダコの生態は、4.5センチメートルとゴルフボールほどの大きさで、海洋生物の中でも特に危険な生物として有名です。オーストラリア国内では毎年、数人が噛まれて死亡しているそうです。

 獲物を獲ったり身を守ったりするためではなく、交尾の際に神経毒を使っていることが証明されたのは今回が初めてだそうです。「性的共食い」はタコのような頭足類や、クモ・カマキリなどでもよく見られるそうです。

メスは交尾後の「最後のおやつ」として交尾の相手を食べることで、産卵や孵化(ふか)に必要なエネルギーを蓄えているのです。

 タコの中にはオスの交接腕(こうせつわん:交尾の為に必要な腕)が進化して長くなり、交尾の際にメスと安全な距離を保って捕食を免れる種もあるそうです。しかし、ヒョウモンダコの場合は交接腕が比較的短く、メスに密着しなければならず最後に捕食されるそうです。

そのため、交尾前にオスは背後からメスに近付き、大動脈にテトロドトキシンを仕込める部位に噛みつこうとするそうです。

毒を仕込まれたメスは1時間ほど動けなくなり呼吸が止まり、その間にオスが安全に交尾し「やり逃げ」するそうです。交尾後に栄養を摂取するための栄養を摂れないメスも気の毒ですが、これまで捕食されてきたオスのことを考えれば可哀そうな結末でした。

しかし、捕食されないように進化したオスのDNAも常に変化していることを考えると、生命の進化は永遠に続いているのでしょう。

vol.7-ヒョウモンダコ|【公式】JLA|公益財団法人 日本ライフセービング協会





ヤマニ BIGぬいぐるみ ヒョウモンダコ ブラウン 約H37.5×W64.5×D72.5cm 12084

イカ・タコは海の魔術師である! (水中映像の第一人者が撮ったイカ・タコの捕食・闘争・恋愛・産卵など)

ストレスのある毎日を……

 一般的にストレスは身体に良くないもので、健康的に過ごすにはストレスのない毎日を過ごしましょう、と言われています。そんな中、私は毎日のストレスを溜め込み、身体に良くない生活を送っています。いつかはストレスのない生活を、と願い毎日を過ごしています。  私たちは高齢になっても若々しく...