私は一日の中で、NHKラジオを聴いている時間が結構あります。
好きな番組は、就寝中に聴くラジオ深夜便です。
先日、「傘がない……♪」と聴こえてきました。
以前から気になっていたので、調べてみると井上陽水の歌でリリースされたのは1972年。
学生運動が無残な終焉を迎え、浅間山荘事件のあった年です。私は6歳でしたが、浅間山荘事件は脳裏に焼き付いています。
歌詞はJASRAC【日本音楽著作権協会】の関係がありますので、表記できませんが、私の感じたことを書き留めます。
歌詞の中で、自殺する若者のことが新聞に書いてあっても、テレビの国会中継で議員が将来の問題を凄い顔して喋っていても、私の問題はデートに行きたいのに、今雨が降っていて傘がないことの方が問題だよ、ということ。
今、社会が混沌としてきています。若者をはじめ、私たち皆が政治に参加し社会を変えなければならないと分かっていても、目の前の問題が大事であって、それどころではありません。
今、この瞬間に目の前で雨が降っているのに傘がないのが問題なのです。
私は勝手に井上陽水の歌詞を自分なりに解釈しましたが、本当の意味を知っている方がいらしたら教えて頂けると幸いです。
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