2022年10月26日水曜日

「100年安心の年金制度」のはずが国民年金納付40年から45年へ延長

  2004年、当時の小泉純一郎政権が大胆な年金改革を断行し、私たち国民は毎日ニュースで「100年安心の年金制度」と聞かされていました。100年後も安心できる訳がないだろう、と半信半疑でも望みをかけ、小泉政権を応援していました。

が、2022年10月現在どうでしょうか。

円安に、物価は上がり年金は下がり、年金支給年齢も段々上がり、支給額はますます減額されていきます。

そんな中、今回政府は、国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年間から、65歳までの45年間とする検討に入ったそうで、2024年には結論を出し、25年の通常国会に改正法案の提出を目指すそうです。

 今、少子超高齢化で財政負担もますます増えていくことは誰しも分かりますが、国民から吸い上げる法案ばかりで大丈夫なのかと心配になります。以前から国会議員の議員数削減、公務員数の削減、税金の無駄の削減等など選挙前には威勢の良い事を国民に宣言し、選挙後はなかったことになり、国民から吸い上げることばかりの話しか出てこなくなります。

このまま行ったら日本がダメになってしまいそうな気がします。

以前ブログで投稿したように、働き盛りの若者が日本を捨て海外へ出てしまうと思われます。また、定年退職した技術職の人も、日本で雇用延長して安い給料で働くより、海外へ移住・転職し、報酬をたくさん貰いゆとりある生活をするために日本から出て行ってしまうことが予想されます。

このままの状況が続くようでは、日本は世界から取り残されてしまうのではないでしょうか。

国会議員が悪いのか、国会議員を選んだ私たち一人ひとりが悪いのか分かりませんが、将来の日本を本当に考えてくれるリーダーが出てくること願わずにはいられません。


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