昔、子どもの頃。東映映画で菅原文太などがカッコイイヤクザの主人公役をした映画を観ては、ヤクザは怖いけど何で一般の人には優しいのだろう、と不思議に観ていました。そんな影響もあり、将来大人になったら弱い人を助ける菅原文太のようなヤクザになりたいと真剣に考えていた私でした。
時代が変わり、暴対法ができヤクザも以前と比べたら構成員も少なくなり、将来的にはヤクザという職業もなくなってしまうことも予想できます。昔、真剣に考えていた私にとっては少し寂しく思います。
先日、住吉会系組員(24歳)が少年(中学生15歳)2人の3人で、越谷市の路上で24歳の男性が乗る自転車の前かごから、オートバイですれ違いざまに現金「約500円(!)」の入ったハンドバックをひったくりました。その上、ハンドバックを取り戻そうとした男性の顔を殴るなどしてケガをさせた疑いで、逮捕されました。
子どもの頃に私が観ていた菅原文太の一般の困っている人を助けていた優しいヤクザが、今では一般の人に対して強盗致傷ですよ。正直、ショックでたまりません。この24歳の組員は組から破門で、もう帰るところもなく、真面目に仕事も見つからず更生は無理でしょう。
私が子どもの頃に憧れていたヤクザは何だったのでしょうか?
※盗んだ側、盗まれた側の男性も同じ24歳。盗んだ側は一文無し、盗まれた側は財布に約500円しか入っていなかったことを考えると、二人のことが心配になってしまったのは私だけでしょうか。世の中の技術が進み、お金全てがスマホの中なのでしょうか?
将来は強盗と言う犯罪が、社会の流れでなくなってしまうのですね。全てにおいて寂しくなってしまいます。
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