私は、NHK-FMで毎週土曜日午後2時から放送されているアニソンアカデミーを聴いています。
この番組はアニメファンの中川翔子さんが進行を務め、番組の内容に合わせてゲストが参加します。当然、アニメの主題歌を歌っている方が多いように感じていました。
その中で、たびたび登場している馴染みのある方といえば「マジンガーZ」や「超人バムロ・1」などの主題歌でヒット曲を連発した水木一郎さんです。
今回、74歳で亡くなったとネットで知り、非常にショックを覚えました。水木さんといえば、何時も元気な姿で一生懸命に歌う姿には、いつも感心させられていました。
水木さんは「アニメソング界の帝王」とも呼ばれ、アニキ(ANIKI)の愛称でも親しまれています。これはNHKの『おかあさんといっしょ』において、2代目の「うたのおにいさん」を3年間勤めていたことにも由来しているそうです。
2021年4月25日には、声帯不全麻痺の症状が出ていることを自らTwitterで公表していました。
2022年7月26日には声帯不全麻痺に伴う検査を行った結果、リンパ節や脳への転移を伴うステージ4の肺がんを患っていたことを公表していました。
2022年11月8日には中野サンプラザで開催された日本歌手協会主催の『第49回歌謡祭』に車椅子姿で登場。「マジンガーZ」を熱唱したそうで、最後の力を絞り出してうたったのだろうと想像できます。
11月27日にはよみうり大手町ホールで堀江美都子と『ふたりのアニソン』を開催し、長時間とどまることが出来ないほど体調が悪化していたようです。
12月12日に東京都内の搬送先病院で死去しました。
水木さんの訃報は、「世界のアニソンの帝王」として世界各国で速報されたそうです。
心からご冥福をお祈りいたします。
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