しかし、日本はそのようには進まず。与党(政権を担当している党)と、野党(政権の座に就いていない党)という形で政治は進んでいます。また、自民党が主となって何十年も政を行っている不思議な国でもあります。
この30年も朝の駅前に立ち続けている方は、かつてこの国の宰相を務めた野田佳彦衆議院議員(立憲民主党最高顧問)です。野田氏は平日の朝は2~3時間、選挙区内の駅前に立ち、通勤客らに「かわら版」と称するビラを配布するのが日課だそうです。
立憲のベテランは「野田氏ほど『駅立ち』に熱心に取組む議員は日本にいないだろう」と言い切っています。
常在戦場の活動を続けるかは野田氏がきっぱりと「私は『街頭の野田』です。その看板を下ろすつもりはありません」と言っているようです。さすがに日本にこのような国会議員は野田氏以外には存在しないでしょう。
野田氏は元々、NHKに内定を貰っていたが「経営の神様」といわれた松下電器(現・パナソニック)創業者・松下幸之助が「松下政経塾」を創立すると知り、就職を辞め塾の門を叩いたそうです。
「権力は必ず腐敗する。自民に代わる政党をつくる必要がある」と政権交代ができる「二大政党制」の実現を追い求める政治家人生が始まったそうです。
その流れの中で、野田首相が一時期誕生しましたが、短期間のうちに日本国民の「自民党の方が良かった」という声が大多数をしめ、失脚しました。
日本は二大政党が出来上がらない国であり、政治家を育てあげるという土壌がありません。この日本が今後どのようになってしまうかは、国民一人一人の一票に掛かっていると思います。しかし、今の日本の超少子化、超高齢化、停滞した経済等を考えた時、日本の未来は無きに等しいのかもしれません。
だからこそ、30年以上も駅前に立ち続ける野田氏のようなリーダーが必要な気がします。
もう一度、野田氏を応援しませんか。
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