2023年1月5日木曜日

もう日本には戻りたくない

 これまで日本の企業では、研修生という名目でたくさんの外国人労働者を奴隷のような扱いで就労させていました。しかし、円安と、これまで奴隷のように就労させていた日本に対し、外国人労働者はもう入国してこない、と予想しているのは私だけではないと思います。
 今、日本は賃金が横ばい、円安で物価も高く生活が大変です。そのため、海外へ好待遇を求めて働き口を探す日本人が増えているようです。

 その中で、ニューヨークの日本人レストランでウェイターとして働くAさんは時給1700円で働き、その上、同額以上のチップが貰えるそうです。平日は4、5時間働いて最低1万7000円ほど、週末は2万8000円くらい稼げるようで、週6日働いて月収46万円だそうです。
 Aさんは元々語学留学で1年の留学予定でしたが、予想以上の物価の高さで、半年の間で親から借りた100万円が底を尽きそうになったそうです。アルバイトを探したところ、語学学校の日本人に紹介されたのが今のレストランだったそうです。
 日本でホテルマンをしていた時は、貯金できず、今では月12万円の学費と10万円のシェアハウス代を払っても、1年で200万円以上貯金ができるそうです。食費が高いニューヨークでも、飲食店で働いているお陰で、毎日の食事の2食分は賄いで食べられることも大きいようです。
 当初は1年で留学を終える予定だったそうですが、留学を1年延長し、ビザが延長できる限りずっとアメリカで働くそうです。今は、ハワイも気になっているようで、日本食のレストランの給与はニューヨークでも更に良いらしく、寿司職人なら年収1000万円以上の仕事もあるそうです。
 日本の若者が海外へ出て行ってしまうような状況が続くと、ますます、日本の未来が明るくなる要素がありません。
今後、お金持ちへの増税も議論されているようですが、その場合、お金のない若者ばかりでなく、お金持ちの高額納税者までが日本を捨て海外へ移住してしまうと思われます。すると、日本国内に残る者は高齢者と貧困層だけになっていく日本の姿が想像できてしまう私です。
 考えただけでも恐ろしい時代が、目の前に来ているのも事実です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

やっぱりね!

 私が危惧していた公務員の「非正規(会計年度任用職員)」が全国的に増えているそうです。特に職員の半数以上が「非正規」という自治体が大阪府内で増えているそうです。  大阪労連などが今年5月に府内の全ての自治体を対象にアンケートを取ったところ、職員の半分以上が非正規だと回答した市と町...