年明け早々、何か明るいニュースがあるかな、と探しつつ。残念ながら、中々ありません。そこで、何とか探して見つけたのが、大手企業で社員の賃上げが相次いでいるニュースです。この暗い世相のなか賃上げと聞いただけで、嬉しいのではなく恐ろしく感じてしまうのは私だけではないはずです。
大きく賃上げされても社会保険料や税などの控除される額も当然増えるので、実際のところ、どれだけ手取り額が増えるか微妙なところです。また、大事なことは、日本の企業の98%近くが中小零細企業で賃上げできる状況ではない、と経営者は考えているはずです。
今回のコロナ禍から始まり、ロシアのウクライナ侵攻で止めを刺された状況のなか、今後はじまるコロナ融資で借入をした中小零細企業の返済が始まります。企業の中には返済できずに淘汰されていく企業が続出するでしょう。
この2023年は予測できない1年になります。
大手の良いニュースに惑わされず、目の前のことを冷静に判断し、一歩一歩確実に前進していきましょう。
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