世界的にコロナに対しての考え方が変わり、世界中の人が動き始めました。
そんな中、政府の需要喚起策「全国旅行支援」の効果で宿泊予約の申し込みが増えてきているようです。しかし、現在の人手不足により多くのホテルや旅館では客室を満室フル稼働出来ずにいるようです。支援策終了後には観光需要が減少する可能性もあり、適切な人手を確保するため宿泊業界では頭を悩ませているようです。
1月中旬の午後、熱海市内の宿泊施設のロビーは閑散としていたようです。カウンターが込み合うチェックインの時間帯でも到着する客はまばら。かき入れ時の年末年始が終わり、従業員に休みを取らせる理由もあり、人手が足りずに受け入れられる宿泊客の人数は限られ、経営者はロビーの様子を見てはため息をついているそうです。
伊東市では、市内の年末年始の宿泊客数が推計で前年比5%減となりました。原因の一因を人手不足と分析しているそうです。
全国的に人手不足は問題になっています。これは全産業に言われていることで、人手不足回避のために、大手企業は膨大なベースアップを行っています。しかし、このような宿泊業界においては特に零細企業も多く、今後の経営にも左右する大きな問題で、簡単にベースアップをすることで首を絞めることになってしまい、中々できないそうです。
この人手不足については、国の政策の中で、移民を受け入れるなどの対応をしていかなければ解決できない問題でしょう。しかし、欧米では人手不足による移民受け入れを行ったことで「移民受け入れで国が壊れた」とも言われています。やはり難しい問題なのでしょう。
20年以上かけて計画的に人口を増やすしかないのでしょうか?これが一番の策なのかもしれません。どうか、子ども達を産んで育てたくなるような高額の手当てを支給したり、子ども達を育てやすい環境へのスピーディーな投資をお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿