当初、ロシアはキーウを3日で落とす計画で侵攻しましたが、今現在もウクライナが善戦しています。ロシアの軍事力を考えれば、ウクライナが負けることは世界中の誰もが思っていたことでしょう。
このウクライナを支えているのが、アメリカの企業『パランティア・テクノロジー』と噂されています。この企業が何をしているかというと、軍事衛星や偵察機など西側の軍事顧問団が入手できるありとあらゆる情報に加え、一般人のSNSなどから敵の位置情報、被害情報などの膨大な情報をスターリンクを通じて収集。それをAI(人工知能)が瞬時に分析し、敵の正確な位置情報、効率的な攻撃法などを立案し、PCを通じて戦場の各所で同時に共有できる情報を活用。弱小のウクライナ軍がヘルソンを奪還できたのも、AI(ゴッサム)によって、ロシア軍の正確な位置を把握できたと言われています。
『パランティア・テクノロジー』はAIを使って機密性の高いデータを解析し、意思決定を支援する先進的なソフトを提供している企業です。約3000人の社員がいて、時価総額は日本円で2兆2817億円、クライアントは米国国防省、CIA、FBI、英国防省などだそうです。
将来は、本格的にAIで情報を解析する企業が戦争をビジネスとして協力することになるのかもしれません。
サラリーマンがスーツを着て会社オフィスへ出勤し、目の前の画面を見ながら戦闘機や戦車などを操縦し、時間が来たら次の人と交代して退勤。帰りに居酒屋にでも寄って一杯やりながら「いやー、今日は危なかったよ。敵に撃ち落されるところだったよ」と愚痴をこぼしながら酔っぱらっているサラリーマンの姿が想像できてしまう未来が怖いです。
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