状況は、番組MCが『足元、気を付けろ!』と言ったことが、お笑い芸人には『落ちろよ』のフリに受け止められたと言い分をしています。
この番組は、このMCや現場リポーターの芸人との駆け引きによって、いつも面白可笑しく進行されているようです。
結果として、那須どうぶつ王国はこのシーンに対し
「事前に打ち合わせはなかった状況」「誠に遺憾」
と公式Twitterで抗議をしたそうです。
また、公益社団法人日本動物園水族館協会が公式ホームページに
「動物園の動物に対する安全面への配慮が欠落」「動物に対する尊い気持ちを忘れて単に笑いの対象とするような行為は日動水として認められないものです」
と声明を掲載される事態にまで発展してしまいました。
今回の問題に対し、賛否があり、ほとんどは番組に対しての批判です。しかし、中には芸能人より
「ここ数年、テレビがつまらないとか、コンプライアンスがきついとか」
と世間の風潮にも触れ、タレントや番組側が委縮しているとも嘆いた意見もありました。
意見は色々あると思います。それでも、時代が変わったのだから以前のように、他人に対して暴力を振るうことや、欠点を揶揄することで笑いを取る行為、今回の動物虐待に繋がるような行為で笑いをとる時代は過去のものである、とお笑い芸人や番組スタッフが認識すべきだと思います。
現在はコンプライアンスが厳しくなりました。
そのような今でも、他人に対して暴力を振るうことや、欠点を揶揄し笑いを取ったりするお笑い芸人がまだまだいることも事実です。
そろそろ、現代社会の流れに沿ったお笑いに、舵を切ってほしいと思うのは私だけではないはずです。
現在、テレビを保有している方が減少し、テレビ番組の視聴率も下がっていると思います。テレビ番組の視聴率が下がっているのは、このような過去のお笑い芸をおこなう、お笑い芸人が居るのも原因ではないかと思われます。
よく、好感度の高いお笑い芸人が発表されますが、好感度の高い人たちは、やはり他人に対して暴力や、欠点を揶揄するようなことをしない方が好感度が高いのも事実です。
これからは視聴者が大笑いできるお笑い芸人が出演した、安心できる番組が増えていくことを願わずにはいられません。
もう、昭和のお笑いとは卒業しませんか。
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